History
ドリルチョコレート
「24250」

中野スタジオあくとれ

2013年12月10日(火)~12月13日(金)
全4ステージ

▼CAST

有川マコト
小椋あずき
中川智明
本井博之
小野ゆたか(パラドックス定数)
奥田洋平(青年団・サンプル)
近藤美月

櫻井智也

▼STAFF

脚本・演出:櫻井智也
舞台監督:金安遼平
照明:久保田つばさ( M Light )
音響: 平井隆史 葵能人
宣伝美術:門馬雄太郎
当日運営:岩間麻佐子
制作:ドリルチョコレート
製作:MCR/ドリルチョコレート
協力: オフィスPSC
krei.inc
青年団
サンプル
パラドックス定数
(順不同・敬称略)

▼STORY

マコトくんはあずきちゃんが大好き、
あずきちゃんもマコト君が大好き。
愉快痛快息巻いて振りまきつつ、
40歳を、ちょっと遠くに置いてきて、
二人は今日も騒音規制法をギリギリすり抜けていくのであります。
未だにおしゃれな恋を求めながら、
落ちない脂肪を指先で弄びつつ、時間は残酷だ、と、
薄ら笑いで嘆くだけの無駄な時間をゆらゆらゆらめく、
きらめきのメタボリック恋愛情緒。
そんな、見た目とは裏腹の、かわいい恋の話。
と、
そんな二人の周りで、
自らの「思想」を他人からの受け売りだとは自分でも気づかず振り回しながら
騒ぐだけ騒いで結果膝を抱える事になる者や、
「一人で生きて行く」と誰かに言わなければ気が済まない、
つまりは、一人では一人にもなれない人間依存の孤独主義者や、
答えを求める為に他人をつかまえて質問や持論を繰り広げるが
結局他人の言葉は自らに響かない傲慢な小心者や、
喋ると周囲を宇宙にする女や、
理想を実現する為に一人で努力を重ねたいのだが
努力が隙だらけなので常に他人に手を貸されてしまうストイックな中途半端が、
ポップコーンよろしく騒ぎたてる、
そんな、かわいい恋の話に絡む話。
と、
その周りを衛星のようにぐるぐる回る、男の話。